Interview for takuya_uchiyama

1.Takuya Uchiyama(Photographer) / 内山拓也(フォトグラファー)

PROFILE

1972 年生まれ。1989 年渡米。1994 年 Hasselblad and Kodak Student show case 1st prize(全米学生コンテスト)。1996 年 Academy of arts University 卒業後、NY にて撮影を始める。2003 年に帰国し、フリーランスとして活動開始。資生堂、Shu Uemura、VOUGE JAPAN、Numero TOKYO などビューティー、ファッションの分野で活躍中。angle management produce 所属。http://www.angle-management.com/

Question & Answer

  • Q1.写真を始められたきっかけを教えていただけますか?
  • Takuya Uchiyama(以下TU): 高校一年生の時に、スポーツ留学で海外に行きました。そ のまま向こうの大学に進学し心理学を勉強していたのですが、アメリカの友人の影響で改 めて芸術大学でアート系を学びたいと思い、サンフランシスコにあったアートオブカレッ ジに編入しました。当時は絵があまり上手くなかったので、アークテクチャーか写真の専 攻を考え、結果、学校で続けていた写真が今の仕事になったと思います。
  • Q2.当時、参考にしていた写真家はいますか?
  • TU: アンセル・アラムスや、エドワード・ウェストンなどの教科書に出てくるような巨匠 等、白黒プリントの出力や撮影の技術的な部分から参考にしていました。
  • Q3.学校を卒業してから、アメリカで仕事を得るまでのアプローチ経緯を教えていただけ ますか?
  • TU: 卒業して、少しお金を貯めてニューヨークに行きました。昼間は写真のテストショッ トをやって、それを出版社に持っていき、夜はバーテンダーをやっていましたね。また写 真のレッタチャーのバイトなども途中からよくやっていました。
  • Q4.ビューティフォトを専門にしようとしたきっかけを教えていただけますか?
  • TU: 3、4年前くらいだと思います。それ以前は、ファッションの写真を撮っていたんです が、あまり感覚的にしっくりきていなく、当時、周りからも表情を写した寄りの写真がい いからとビューティフォトを勧められていたことから、今の事務所に移ったことをきっか けに専念するようになりました。
  • Q5.ビューティフォトを撮るときに特に意識することはありますか?
  • TU: 肌や目を綺麗に魅せることはもちろんなんですが、それ以上にその人のその日の日記 ではないですが、感情的な部分を引き出して世界に一枚だけの写真のような、対一人と向 き合った、全体の空気感を捉えるような写真を目指しています。
  • Q6.ご自身が考える「ビューティー/綺麗」の定義はありますか?
  • TU: ハッピーなポジティブ面だけでなく、闇のネガティブな部分も含めた素の表情がとて も綺麗で、そこは写真を撮っていて一番に魅力を感じています。
  • Q7.ご自身が感じられた最近の刺激または、考え方や価値観において、再発見したこと を教えていただけますか。
  • TU: 最近、禁煙しました(笑)。また止めてから数か月でキツイですけど、写真はすごく 良くなった気がします。以前までは写真に対して弱気な部分があったのですが、今は精神 的に余裕が出てきて……、器が大きくなってきたんですかね(笑)。あとは機材に対して あまり頓着がなかったんですが、照明器具などもどれがいいかよく選別するようになって 、ライティングも光の見方として、自然光でも日陰の中であってもそれぞれ質感が違く、 改めて光の大切さを意識するようになりました。